[大所帯を支えるのは 働きバチ]
花のシーズンのみつばちの巣は、約6万匹もの大家族になります。1匹の女王蜂と2000～3000匹のオス蜂、そしてそれ以外はメスである働きバチです。

[ベテランのお仕事蜜集め]
巣のおそうじから巣房作り、ハチミツの貯蔵などの仕事を順番にこなして、巣の中での働きを終えたベテランの働きバチが行うのが巣の外に飛び出して食料を集めてくる仕事＝蜜集めです。
花から花へ飛びまわり、いっしょうけんめい花蜜を集めます。

[ハチミツを作り上げるのは、みつばちたちの見事なチームワーク]
花蜜を集めた働きバチは、巣に戻ると内勤の働きバチに口移しで蜜を渡します。
そして仲間に花蜜のありかを教えるダンスをします。蜜源が近いときは、テンポの早い『円形ダンス』遠いときは、ゆっくりとした『8の字ダンス』、太陽との角度で方角も示します。
巣に運ばれてきた蜜を、内勤の働きバチは羽であおいだりしながら、水分を蒸発させた後、巣穴に集めます。
そして熟成するのを待ち、糖度が約80％のハチミツが完成したところで、巣穴に蜜ろうでフタをして貯蔵するのです。

ハチミツ完成☆